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BBS(クラシック音楽専用)


バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

目次
過去記事 <<(全1000件)

From juncoop To at 2004 11/01 17:15 編集 返信

グッテンベルクのマタイとヨハネ他仰天!発売!

10月29日にグッテベルク、シュライアー、フレーミヒによるバッハの宗教大作が、6990円CD10枚組で発売!

これは悩みます・・・グッテンベルク・・

HMVの記事を以下そのまま引用・・

バッハ / Mass B Minor: Schreier Matthaus Johannes: Guttenberg Weihnachts: Flamig

インターネット税込価格: ¥6990

商品の詳細

フォーマット: CD

発売日: 2004年10月29日

発売国: Europe

レーベル: Rca Complete Collect


組枚数: 10

カタログNo: 82876557012

ジャンル: クラシック

スタイル: 古楽

収録内容
Johann Sebastian Bach (1685 - 1750)
Mass in B minor BWV 232
• 演奏者 : Adam Theo (Bass) Ahnsjo Claes H. (Tenor) Auger Arleen (Soprano) Buchner Eberhard (Tenor) Marshall Margaret (Soprano) Popp Lucia (Soprano) Prey Hermann (Tenor) Quasthoff Thomas (Bass Baritone) Schreier Peter (Tenor) Stutzmann Nathalie (Alto)
• 指揮者 : Schreier Peter
• 楽団 : Leipzig Radio Chorus Leipzig New Bach Collegium Musicum


時代: Baroque 形式: Mass 作曲/編集場所: 1747-1749 Leipzig Germany
言語: 時間: : 録音場所: [Studio]

バッハ4大宗教作品集

ドイツの伝統的な演奏スタイルにより、バッハの宗教音楽をじっくり味わおうという向きに最適なセット。有名歌手がズラリと揃っているのも壮観ですが何よりの魅力はやはりその落ち着いた雰囲気でしょう。しっとり美しい演奏が揃っています。

・ミサ曲ロ短調 BWV232
 ルチア・ポップ(Sp)
 キャロリン・ワトキンソン(A)、
 エバーハルト・ベヒナー(T)
 テオ・アダム(Bs)
 ジークフリート・ローレンツ(Br)
 ライプツィッヒ放送合唱団
 新バッハ・コレギウム・ムジクム
 ペーター・シュライヤー(指揮) 

・マタイ受難曲 BWV244
 マーガレット・マーシャル(Sp)
 クラウス・H・アーンシェ(T)
 ヘルマン・プライ(Br)、他
 ミュンヘン・バッハ・コレギウム
 エーノッホ・ツー・グッテンベルク(指揮)

・ヨハネ受難曲 BWV245
 インガ・ニールセン(Sp)
 ナタリー・シュトゥッツマン(A)
 クラウス・H・アーンシュ(T)
 アントン・シャリンガー(Br)
 トーマス・クヴァストホフ(Bs)、他
 ミュンヘン・バッハ・コレギウム
 エーノッホ・ツー・グッテンベルク(指揮)

・クリスマス・オラトリオ BWV248
 アリーン・オジェー(Sp)
 ペーター・シュライヤー(T)
 テオ・アダム(Bs)、他
 ドレスデン聖十字架合唱団
 ドレスデン・フィル
 マルティン・フレーミヒ(指揮)




※ついでに、リヒテルの名盤バッハ/平均律1巻 2枚組も2280円で出ました! この苦しい時節に、金がないというのに・・!




From juncoop To at 2004 11/01 16:12 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ・・。お休みはいかがお過ごしでしたか?

まあしかし、休みの間、ここのHPも見る事が出来ず、ネットを見られない不便さは、現代の悩みです・・。まだPCは、モデムの取替で、ネットに繋ぐことも出来ずにおります。

★montさん、
お久しぶりです。ここのHPが移転したお知らせをmontさんのyahooメールに送ったつもりでしたが、帰ってきました。
今後とも当ホームページをよろしくお願いします。

★アマデオさん
毎度です。PCがネットにつながらないので、アマデオさんの古楽道の部屋にも行けずにおります。辛いどすえ。
ブリュッヘンのロ短調ミサを聴かれましたか・・。私は未聴なのですが、どんな演奏なのでしょう?興味ありますね・。特にミサBWV232は。ところで、過去のログが見られるようになって良かったです。私も2003年頃から読みまして、「1年前はこんな音楽聴いてたのかーーとか、こういう話題だったのか・・」とか懐かしく皆さんの記事を読ませていただいてます。やはり残しておきたいですね。
ここのHPは、2002年1月12日から立ち上げたのですが、2年前の記事が残ってなかったのが惜しまれます。BBS1は、1000件を超えると、どんどん過去の記事が削除されていきますので、これも惜しいことで、今後は保存を考えていきたいと思います。


★10/29〜31 聴いた音楽

2日間休みでしたので、いろいろとゆっくり音楽を聴きました。

●バッハ/カンタータ第80番「我らが神は堅き砦」BWV80

カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団

アルヒーフ・カンタータ選集

10/31が宗教改革記念日らしいので、80番を聴きました。リヒターの80番は、140番の荘厳さとは正反対の表現で、カンタータの題名どおり、力強い、テンポの速い表現で、フリーデマン編曲を採用しております。かなり激しい表現で圧倒されますね。冒頭合唱の激しさはマウエルスベルガーが静的な演奏とすれば、リヒターはまさに劇的表現です。このリヒターは、過去の80番の演奏で一番激しい演奏といえます。全体的に情熱的でありました。


●バッハ/ヨハネ受難曲BWV245

カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団
シュライアー(T)シュラム(B)エンゲン(B)ニムスゲルン(B)ドナート(S)ハマリ(S)

1970年/ミュンヘン

このヨハネは以前から何回も聴いていたもので、各レシタティーボは指揮者自身のモダン・チェンバロによる激しい通奏低音伴奏となっております。イエスの言葉だけは、荘厳なオルガン伴奏ではありますが。そのため第1回目の録音に比べて、解り易くなりました。マタイはイエスの語りが荘厳な弦の伴奏ですからすぐ解るのですが、ヨハネは聞きなれないとイエスの語りが他のレシタティーボと区別しにくいですよね。そのためか、リヒターはイエスの語りをオルガンのコンティヌオとしました。
リヒターのチェンバロ伴奏はやはり魅力がありまして、分散和音を派手に使用し、即興的でもあります。さすがですね・・このへん。リヒターはモダン楽器のオケを指揮しますが、このヨハネは、ガンバ、ヴィオラ・ダモーレ、リュートなど古楽器が登場するため、この演奏も古楽器を使用しているところが興味深いですね。


【今日の音楽】

今日は、ヴェルナーのカンタータを聞こうと思ってます。
さて何番を聞くか?



From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2004 10/31 22:00 編集 返信

過去ログ見ました。

 過去ログを掲載して頂き、感謝の言葉もございません。ありがとうございました。早速、僕はいつから登場するのか、僕が登場する以前の記事まで含めて読ませて頂きました。その結果、大変興味深いお話しが続いていることと共に、僕が、昨年の6月25日前後に登場していることも分かりました。ずいぶん長いお付き合いですね。これからも末永くお付き合いしたいとの思いを新たにしました。また音楽の話題も書き込みますね。
 あ、そうそう、ブリュッヘンの「ロ短調ミサ」改めて聴き直しましたが、非常に良かったです。

From mont_54 To juncoop5@goo at 2004 10/30 15:33 編集 返信

引越し!

・・・されたんですね。
僕も最近はサボってばかりいるので、知りませんでした。

BBS1の過去ページ拝見しました。
(それにしても膨大な過去の重みです)
時系列に整理されているので便利ですね。

時間(余裕)が出来たら、また寄らせてもらいます。

まずはご挨拶まで。 草々

From juncoop To juncoop5@goo at 2004 10/29 14:05 編集 返信

BBS1(音楽専用)過去のページの設置

皆さん、こんにちは、

このたび、葛の葉さんの、多大なご協力のおかげで、先日もご相談させていただいた、BBS1(音楽専用)過去のページを仮に設置する事が出来ました。

これは、ひとえに葛の葉さんのご協力なしには出来ませんでした。私も、葛の葉さんに甘えてばかりおれませんので、いずれは、この過去のページを本設するように、したいと思います。

とりあえず、葛の葉さんに、深く御礼を申し上げます。有り難うございました。




From juncoop To juncoop5@goo at 2004 10/29 13:52 編集 返信

skunjpさん

バッハ以外のクラシック音楽についてもぜひ、語ってください。どうそどうぞ。

シューベルト!よろしいおまんな・・。

私が好きなシューベルトの音楽は?

未完成交響曲

交響曲第5番

エレンの歌第3番「阿部マリア」

歌曲「セレナーデ」

歌曲「菩提樹の木の下で」

劇音楽「ロザムンデ」

即興曲作品90

アルペジオーネ・ソナタ

ピアノ・トリオ第1番

などミーハーなのばかりなのですが、好きです。


「音楽を比較することは・・最高の人とだけ付き合うような・・寂しいもの」

う・・む、わかりますわ・・。確かに最高と思うものだけ聞くというのもなんですよね・・。私の場合、いろいろと聞いて演奏家Aのここが好きとか・・演奏家Bのここがいいとか、思って聞いてます。確かに完璧な演奏なんて存在しませんよね・・。その演奏の長所短所がそれぞれあって個性がありますし、私は1つの演奏に限定しないでいろいろとこれからも聞いていきたいと思っております。

ミサロ短調でも、いろいろとありますし、ジュリーニの演奏はまだ聞いておりませんし、ヴェルナーの演奏も果たしていかがなものか?ミュラーブリュールやレオンハルト、シェルヘンなど個性の強い演奏まで未聴です。いろんな演奏を楽しみたいですね・・。

バレンボイムの平均律・・・ディアベッリ変奏曲同様気になりますね・・。

明日からお休みですが、家ではPC使えませんので、ここのPCに書き込みはお休みどすえ・・。皆さん良い週末をお過ごしくださいませ。


From skunjp To juncoop5@goo at 2004 10/29 11:41 編集 返信

バレンボイムの平均律第1巻

junさん、全くです。
10月は、世の中でもいろいろと良くない事件や天災が多く起こっている気がしますね。

さて、昨日シューベルトのピアノソナタNO21をルプーで聴きました。

(・・・はて「クラシック音楽の友」でなくなったので、こんなカキコは無効でしょうか?)


あの21番はシューベルトの器楽曲(シンフォニー以外)では最高傑作のひとつでしょう。

第1楽章冒頭、青春のさすらいのような物憂いテーマが終わるシッポの所に、遠雷のようにドロドロという
トリルが、小さく鳴り響きます。 これは「不安」の象徴でしょうかね・・・

ところがこの「ドロドロ」は、提示部の最後のところ、カッコ1で強烈なフォルテとなります!

ここはいつ聴いてもびっくりする箇所で、それはあたかも、今まで漠然としていた「不安」が現実のもの
として突然、具体的にまがまがしい姿を現すかのようです。

 (シューベルトが自分の業病を知った瞬間・・・?)

そして提示部の繰り返しが始まり、テーマのシッポで再び遠雷が小さくドロドロと響く。

すると驚くべきことに、この「ドロドロ」がすでに一度見て、はっきり知った「不安の正体」として認識
されるため、同じ音楽の繰り返しなのに、最初と全く違って聞こえるということです。

つまり、提示部の1回目ドロドロは「漠然とした不安」に過ぎないのに、提示部の繰り返しでは同じ
箇所が、すでに見た不安の正体に対する「具体的なおびえ」として表現される、ということなんですね。

たとえて言うと ・・・ 「昨日と同じ景色なのに、世界は全く暗くなってしまった!」

同じ音楽を繰り返すだけなのに、その間に差しはさんだ1小節のエピソードで、まるっきり違った世界を
出現させるとは・・・

驚くべきシューベルトの天才!

ですから、長すぎるという理由で提示部のリピートを省略するピアニストは「わかってない!」、という
ことです。        ・・・そうなんです。ブレンデル君。


※上記と関連は全くないですが、バレンボイムの新譜、平均律第1巻は素晴らしい名演です。(^-^)


From juncoop To juncoop5@goo at 2004 10/28 13:17 編集 返信

PC トラブル続出

皆さん、こんにちは、家のPCが、先月のXPの故障で修理に出しているのに引き続き、古いWin95を使っていたのですが、今度はADSLが立上げを繰り返し、ネット接続が出来なくなりました。

ADSLモデムをまた初期化して設定やりなおししないといけません。

10月は悪い事づくしで、なんでトラブルばっかり起こるのか?

辛い・・・!

昨日は、リヒターのヨハネ受難曲を聞きました、はい。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 10/27 23:33 編集 返信

自然体のブリュール

今夜はヘルムート・ミュラー・ブリュールの新盤、ロ短調ミサのクレド以降を聴きました。

独特の演奏ですね。・・・化粧っ気ゼロ。ひたすら自然体。

ギラつかない、喚かない、叫ばない。しかしどこかキラリと光る、天才的なひらめきが
至る所にある。

先日も言いましたが、全体として「透き通った清流」のような趣があります。
その水を含むと、清冽に体にしみ渡り、体全体がリフレッシュして軽くなるような。

もちろんヘレヴェッヘの万全な演奏に比べると  ・・・  ですが。

ブリュールは良いナンバーはもの凄く良いですが、ちょっと集中力が途切れる曲がわず
かにあるんです。

・・・ しかし比較というのはつまらないものですね。

最上の演奏しか聴かないというのなら、最高級レベルの人間としか付き合わないという
のと同じだと思います。それでは寂しすぎる (^^;)

世の中には色んな人がいて、欠点もあれば長所もある。
そしてその人の長所はその人だけの、かけがえのないものではないでしょうか?

ブリュール盤という、素晴らしい特徴を持ったロ短調ミサの演奏が現れたことを、素直に
喜びたいと思います。

※最近ロ短調ミサにはまっており、上記以外では80年代のヨッフムと、コルボ旧盤に
 感銘を受けています。マゼールはMDで通勤途上に聴いており、僕の中で再評価が
 進んでおります。・・・これもjunさんのおかげです。

From juncoop( Mail ) To at 2004 10/26 22:38 編集 返信

続・バッハ/ミサ曲ロ短調BWV232 その2

アマデオさん、お久しぶりです。

ロ短調ミサ曲が話題になってますね。ヘレヴェッヘのBWV232は以前アマデオさんのクラシック古楽道の部屋で試聴させていただきまして、有り難うございます。私はあの演奏で思ったのですが、とにかく合唱と声楽陣の上手さが抜群で驚きました。さすがヘレヴェッヘは従来からの合唱指揮者だけに声の扱いは、ミシェル・コルボに匹敵する優れた指揮者ですね。
私は現在17種のミサロ短調を持つほど、この音楽にかなり執着しておりまして、クレドの「十字架につけられ」この合唱は、ラメント・シャコンヌでも有名でカンタータ第12番の第2曲合唱でも知られるのですが、本当に優れた音楽ですね。いつも苦悩の音楽に感動します。
ヘレヴェッヘについては、いくつかのカンタータを持っているだけなのですが、やはり静かな静的表現ではあるものの、どこか鋭さというものを感じてしまいます。お気に入りの198番とかもいい演奏でした。ヘレヴェッヘとサヴァールについては鈴木さん同様、今後注目したいですね。ところで、鈴木雅明の世俗カンタータ第210番、211番が出たようですが、一体どんな演奏なのでしょうか?気になります・・。


【今日の音楽】


●バッハ/ミサ曲ロ短調 BWV232

ルネ・ヤーコプス指揮 ベルリン古楽アカデミー/RIAS室内合唱団

1992年/edelクラシックス

大編成モダン楽器派のjuncoopがこの演奏を出して来て、皆さん意外に思われるかもしれませんが、一応私も、いろいろ聞いております。ただ気に入った演奏しか話題にしないのは確かなのですが・・。
ヤーコプスのBWV232を今日ゆっくり聴き込んでおります。この演奏で思うのは、例の如し重厚で悲痛な合唱でとても魅力を発揮してます。まず、グロリアの最後の合唱の驚くべき激しい演奏は、驚嘆しました。意外なのは、クレドの冒頭の静かさです。それから「聖母マリアにより人となり」「十字架につけら」この2曲は、古楽器伴奏がとても良いですね。ニ長調の輝かしい演奏は、モダン楽器が好きなんですが、暗い短調の古楽器の響きはやはり最高であります。それから「3日のうちに蘇り」はなかなか激しい演奏でこれもグロリア同様、いいですね。ところが、グロリアの冒頭合唱の途中がテンポ・ダウンするところが、ちょっと残念。なぜ遅くするのかヤーコプスの解釈に疑問を持ちました。
しかし、サンクトゥス以下のバロック・トランペットの響きは絶賛に値しますね。合唱はそんなに大編成ではないみたいですが、上手いです。しかも鮮明で奇麗に歌唱が聞こえました。



★10月31日は宗教改革記念日らしいのですが、カンタータ第80番をいろいろと聞き比べてみたい・・・。やはりEマウエルスベルガーが不動の地位か?



From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2004 10/26 20:47 編集 返信

ロ短調

 ジュンさんお元気そうで何よりです。この頃は天災続きで、僕も非常に心を痛めております。新潟の早い復旧を願っております。

 先日、フィリップ・ヘレヴェッヘのミサロ短調をききました。ヘレヴェッヘらしい優しい演奏ですが、声楽陣も豪華ですし、合唱が美しく、非常に感銘を受けました。2日続けて聴きましたが、大変な名演なのではないかと思うようになりました。特に優れていると感じるのは、「クレド」の中の、「十字架に付けられて」です。嘆くようなバスラインの上に、十字架を背負うイエスの歩みのような器楽伴奏がくっきりと描かれ、そこに合唱が乗る、というような、バッハの音楽構成がはっきり分かる演奏です。これは驚きました。愛聴盤になりそうです。

 HPの引っ越し大変ですが、ゆっくり進めてください。今後ともよろしくお願いします。

From juncoop( Mail ) To at 2004 10/26 22:05 編集 返信

そ−うなんです・・・skunjpさん

リリングの演奏は、かれこれ20年ほど聞いてきましたが、私が思うに、

●教会カンタータ→素晴らしい演奏が多多あります。

●マニフィカト→ CBSの1回目の録音は、いいのですが、2回目のヘ ンスラー盤は、いまいちの演奏。

●ミサロ短調→ CBSの1回目の録音がいいですね。ヘンスラーのはまあまあでした。

●世俗カンタータ→残念ながら、旧東ドイツ楽派が優れております。

たとえば、211番や212番は、シュライヤー、マリナー、コレギウムアウレウムなどの方が優れた演奏ですし、173aについては、ロッチェの方が抜群の演奏です。205番についてもシュライアーが優れております。世俗カンタータ全体に言えるのは、リリングはテンポが速すぎ、アッサリ処理してしまうので、優雅さに欠ける嫌いがあります。そのため美しいアリアの魅力が半減しているのです。私が思うに。

●クリスマスオラトリオ→ フレーミヒ、ミュンヒンガー、ヨッフム、リヒターにはかなわないようです。1回目も2回目も。

●マタイ→リヒターやクレンペラーなど存在価値が大きすぎてちょっと影が薄い感はある。

●ヨハネ→リヒター、ヨッフム、ロッチェなどの演奏を超えるのは難しいが、2回目のヘンスラー盤は新鮮な響きがありました。

まだまだ聞込んでおりませんが、私はリリングについては教会カンタータとミサロ短調を特に推薦したいと思います。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 10/26 20:18 編集 返信

リリングの受難曲は・・・

>マタイも、またいいです

あ、出ましたね。

リリングは80年代後期を境にがらりとスタイルを変えますね。

それまでの質実剛健で素朴なスタイルから、洗練されたスマートなスタイルに。

これは古楽の、リリングなりの克服なのでしょう。

僕はどちらのスタイルも好きですが、受難曲はどうも・・・

むしろミサ曲とか世俗カンタータが素晴らしいと思います。

From juncoop To at 2004 10/26 20:49 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。雨でうっとおしいですね。

昨日は、リリングの2回目のマタイ第2部を聞きました。演奏はいろいろとあれども、やはりマタイは、またいいですね・・。

全曲とおして聞いて思ったのは、時々合唱やレシタティーヴォなど、変わったリズムを採用し、従来とは違った音楽に聞こえる曲が何曲かありました。面白いというか・・ちょっと抵抗もありました。リリングはリヒターに比べて、アッサリとした演奏で、ロマン派志向の私としては、もう少し感情をいれてもっとゆっくり歌わせて欲しいと思ったのが正直なところ。でもやはり時代の流れなのかなあ・・と思いますね。マタイというと重くて、なかなか聞こうとする事が出来ないのですが、リリングはその点聞き易いと思いますね。構えず、自然に全曲聞きとおせるという感じがありました。今回はじめて聞いたのでまだまだ聞き込まないといけません。

★skunjpさん

鮎松メシですが、私もなかなか縁がありません・・。やはり冬のカニ、夏の鮎、秋の松茸は食べたいのがヤマヤマなんですが、金持ちの食材ですね・・、辛い・・。

マゼールのロ短調ミサは、私も実は、はじめて聞いた時は、ヨッフムがお気に入りだったので、ピンときませんでした。そしてやはりミサはヨッフムやなぁ・・と思っておりました。しかし最近たまにマゼールを聞いてみて、いいのではないか・・と確認したのです。もちろん大編成のベルリン放送交響楽団ですし、時代錯誤な演奏なのは確かです。先日も書きましたように、キリエ、クレドなど重厚で悲痛な合唱は特にマゼールにおいて素晴らしい効果を発揮しておりまして、この演奏も1つの行き方かもしれません。

今日はなにを聞こうかな?のちほど、書き込み・・。ウヒウヒ



From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 10/25 21:50 編集 返信

マゼールのロ短調ミサ

>鮎松メシ→鮎と松茸をご飯にまぜた最高級のご飯。

う〜む、わたしにゃ、縁のない世界と申しましょうか・・・(^^;)

マゼールのロ短調ミサはつい最近、PCMラジオで流れたので録音しました。
最初はちょっとピンときませんでしたが、何回か聞き直してみて、特にいくつかの独唱曲で画期的な何かを
感じました。
でも、もう少し聞き込まないと・・・

From juncoop To juncoop5@goo at 2004 10/25 13:22 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは、いい天気ですね。明日は雨模様・・。

★レシさん

さっそくご祝辞有り難うございます。これからも当HPはバッハの音楽を中心にクラシック音楽についていろいろと語ってまいりますので宜しくお願いします。音楽についての質問とかなんでも気軽に書き込みしてくださいね。お待ちしております。

★アマデオさん、オデットさん

お知らせに対してご返事有り難うございます。クラシック音楽についての書き込みをまたよろしくお願いします。


【今日の音楽】

●バッハ/マタイ受難曲BWV244 第2部

ヘルムート・リリング指揮

シュトゥットガルト・バッハ合奏団/ゲッヒンガー・カントライ

1995年頃/BMSバッハ全集

今晩も引き続き、リリングのマタイ2回目録音を聞きたいと思います。感想はのちほど・・・。


From れし To juncoop5@goo at 2004 10/25 01:58 編集 返信

新HPおめでとうございます

新移転HPおめでとうございます。知識もない私ではございますが、またお部屋に伺うことをお許しくださりますよう、よろしくおねがいします。

From juncoop( Mail ) To at 2004 10/24 22:37 編集 返信

リリングの2回目のマタイ

今日は、リリングの2回目のマタイを聴いてます。

HP引越し騒動や、先日のXP故障事件、BMSパルティータ事件、とにかく10月は、台風や地震もありますし、悪い月です・・24号の台風も近づきつつある・・。

★skunjpさん

俳句読ませていただきまして、今ごろ滋賀県の安曇川の朽木あたりは、鮎松メシが食べられるのだろうなーー、と思うと、泣けてきます・・。

注1.鮎松メシ→鮎と松茸をご飯にまぜた最高級のご飯。
注2.バッハ全集を買ったために、金欠で苦しむjuncoopが自身嘆く意味。

ところで、マゼールのロ短調のミサは今頃思うにとても名演だと思ってきました。ミュラー=ブリュールはまだ聴いてませんものの、それまでヨッフムやクレンペラーのロ短調ミサ曲を支持してきたのですが、この年になって、マゼールの1965年の同曲が最近気に入ってまいりました。キリエの悲痛な音楽、クレドの聖母マリアにより人となり、十字架につけられの合唱の素晴らしさは、マゼールに限らず名曲ではありますものの、マゼールの切羽詰まった重々しさ、苦悩は、感動しました。
ミュラー=ブリュールのミサの器楽陣の良さということをskunjpさんから聞きまして、ちょっと気になります・・。
それから、カンタータ第105番いいですね・・!レーマンや、リヒター、ヘレヴェッヘ、アーノンクールと聞いてまいりましたが、11月にはヴェルナー盤が再発しますので、カンタータ第105番の聞き比べをぜひやりたいと思っております。果たして私が最高と思う105番はどの演奏なのか・・。


●リリングの2回目のマタイ

1回目と解釈としてはそれほど変りないとは思うのですが、リヒターの緊張感とは違った良さを感じております。ヘンスラーの2回目のヨハネを以前手に入れた時は、古楽器奏法の影響があるな・・と思っていたのですが、両受難曲は、重厚だけいいのではないと、最近思いはじめております。いずれは、グッテンベルクも手に入れる日も近いかもしれません。マタイについては、アーノンクール、レオンハルト、レーマンとかいろんな演奏を聞いておりますが、リヒターばかりを第1位に押すだけではないという心境にもなりつつあります。



【今日の音楽】


●バッハ/マタイ受難曲BWV244より第1部

ヘルムート・リリング指揮
シュトゥットガルト・バッハ合奏団/ゲッヒンガー・カントライ

1995年頃/BMSバッハ全集

リヒターのような緊張感や訴えはないかもしれません・・叫びや劇的な感じではないかもしれません。しかし、そこには祈るような合唱コラールが聴ける。なんと表現したらいいのか、難しいのですが、敬虔な祈りを聴くように聞こえました。聞き手に対して柔らかく響き、マタイの優しい面を知ったという感じもありました。まだまだ聞き込みたいです。





From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 10/24 12:47 編集 返信

TVを見て

被害の大きさに驚きました。

何らかの影響を受けられた方には心からお見舞い申し上げます。

・・・それにしても、このことろの天災の多さには驚きます。





※juncoopさん、お疲れ様です。

From juncoop( Mail ) To at 2004 10/24 10:16 編集 返信

今日の音楽

皆さん、おはようございます。

平成16年新潟県中越地震の被害のひどさに驚いております。犠牲者に哀悼の意を表しバッハ/ミサロ短調 キリエを聴いてます。

先日の台風23号といい、新潟地震といい、今年はとても悪い年になりました。

●さて、旧HPのBBS1ですが、昨日WORDにコピーをし、なんとか保存することが出来ました。WORDで1250ページにわたる量となり、2003年4月〜2004年10月までの記事となっております。時間はかなりかかりますが、いつかこのHPに過去の記事として、公開する予定であります。いつの日になるやら・・・!


【今日の音楽】

●バッハ/ミサ曲ロ短調 BWV232 より 「キリエ」

ロリン・マゼール指揮 ベルリン放送交響楽団/RIAS室内合唱団

シュティヒ=ランダル(S)レイノルズ(A)

1965年ベルリン/PHILIPS


Kyrie eleison. 主よ、憐れみ給え・・・・。


From Skunjp To at 2004 10/24 09:48 編集 返信

僕個人の希望としては

>皆さんの過去の書込みが消えてしまう訳で、惜しい感じがします。まずは、私のPCの
  WORDに保存して、いずれは、HTML文書に少し直して、このHPに公開するかどうか・・
  なんせ時間のかかる作業なので、検討中です。

僕個人の希望としては残して欲しいですね・・・ただし、junさんにあまり負担がかかると
心苦しいですが。

さて、ヘルムート・ミュラー・ブリュールのロ短調ミサ(2004年録音ナクソス)です。
ダントツの超名演とは申しませんが、過去の名演にひとつもひけを取らない、独自の魅力に
溢れた名演です。

詳しくはまたレポートしますが、まず器楽陣の素晴らしさに口あんぐり!
第6曲アリアのヴァイオリンソロなど、ため息の出るような名演。
独唱陣も若くフレッシュ。合唱も透明感があります。
ブリュールの声楽曲は未知数でしたが、器楽曲で見せたあの「抑制の効いた多彩さ」と、
「緻密な繊細さ」はここでも生きています。

とにかくピチピチとみずみずしく清冽な演奏です。
このロ短調ミサを俳句風に評せば・・・

           清流にきらめく鮎やロ短調


・・・ハハハ、お粗末

From juncoop( Mail ) To juncoop5@goo at 2004 10/23 08:55 編集 返信

今日の音楽

皆さん、おはようございます。

まずは、御相談なのですが、旧ホームページのBBS1は、1000件も過去の記事が残ってますのですが、保存して、ここのHPに残すかどうか・・という問題。もともとあのBBS1は1000件しか保存されず、書込みしますと、過去の記事は消えるようになってます。
今回10月末で旧HPは廃止されますので、皆さんの過去の書込みが消えてしまう訳で、惜しい感じがします。まずは、私のPCのWORDに保存して、いずれは、HTML文書に少し直して、このHPに公開するかどうか・・なんせ時間のかかる作業なので、検討中です。皆さんのご意見お待ちしております。


★skunjpさん

さっそく祝辞有り難うございます。まあ今回、急な事でして、HP存続を諦めかけたのですが、自分で言うのもおこがましいですが、このHPはやはり皆さんのバッハを中心とするクラシック音楽についての貴重な情報や意見が書込みされまして、とても辞めるには、惜しまれるものがあります。なんとか存続しなければと思った次第でして、それは、やはり皆様が、このHPを見ていただいている事が、存続させなければならないと・・私に思わせた事なのかもしれません。皆さんのご支援ばあればこそのHPですので・・。

それから、私は、このHPだけが、自分の聴くバッハの音楽について世に問う場でもあります・・。その場が無くなるのは、やはり寂しい思いと生き甲斐がないですもんね・・!大袈裟ですけど!

●ヘルムート・ミュラー=ブリュールのロ短調ミサ曲

skunjpさん、手に入れられましたか・・。以前skunjpさんは、ミュラー=ブリュールを評価されてましたので、やはり・・といった感じです。彼のバッハ/オーケストラ作品集が前に出ました時、ブランデンブルクや、ロバート・ヒルのチェンバロ協奏曲集やら、とても素晴らしい演奏がありますね。モダン楽器で、古楽器奏法は、いまのドイツのオーケストラの主流となっているのですが、M=ブリュールのミサロ短調も一度聴いてみたいものがあります・・。

それから、BMSのバッハ全集ですが、いいですね・・。私はこの全集が出るまでに、リリングのカンタータとか、ヘンスラーからの分売を数数聴いておりますので、今回のBMSの録音は、初めて聴く音楽が少ないのは確かなのですが、平均律、ゴルトベルク、音楽の捧げ物、フーガの技法など、特に器楽部門の充実ぶりが素晴らしいですね。これからゆっくり楽しみながら聴いていきます・・。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2004 10/23 00:01 編集 返信

祝、お引っ越し!


無事移転されておめでとうございます。

引っ越し蕎麦は出ませんかね?(^^;)

それはそうとサイト名が変わりましたね。
さらにバッハに邁進、という感じでしょうか。

さて、当分BMS全集の話題が尽きそうにないですね。
カンタータの全集はもちろんリリングですが、これは最良の選択だと思います。

リヒターの緊張感も良いけどときどき圧迫感があって、それで印象が悪くなった曲さえあります。
たとえば105番。リリングで聴くと重すぎず、軽すぎず絶妙のバランス感覚のもと、自然に感動が
満ちてきます。

※DISC湯にONで、たまたまHミュラー・ブリュールのロ短調ミサを発見。1kでget。
まだあまり聴いていませんが、出だしからびっくり、キーリーエーのエーが楽譜では四分音符なのに、
ブリュールは八分音符くらいに短めに歌わせる。
そこでハッとするような「喪失感」が醸成される。
これに続く、八分音符のエーエーエーのブリッジがとても際立つ。

全体は非常に見通しが良く、各声部が手に取るようにハッキリと聞こえる。
仕上げはいつもながら実に繊細で丁寧。
現代楽器の古楽奏法です。



From juncoop( Mail ) To at 2004 10/22 22:20 編集 返信

HP「クラシック音楽の友」新規に引っ越し!

皆さん、こんばんは! この度 ホームページ「クラシック音楽の友」は、このページに移転しました。突然のことで、皆様戸惑われた事かと、深くお詫び申し上げます。

なぜ突然なのか?といいますと、前のHPはガイアックスのmachikadoという無料HPを使用していたのですが、10月末でもって、終了するとのことで、慌てて移転した次第であります。

この移転したHPは gooの簡単HPの無料版ですので、ここもいつまた、廃止されるかわからないのが恐ろしいところなのですが、まあ、その時は、インフォシークのHPでも借りて自分でHPを立ち上げるつもりです。なんせ無料でHPやっておりますと、会社の都合でいつ追い出されるかわからんのも、仕方のないことでございます。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第190番【主にむかいて新しき歌をうたえ】BWV190

ヘルムート・リリング指揮
シュトゥットガルト・バッハ・合奏団/ゲッヒンガー・カントライ

BMSバッハ全集

ホームページを新たにしました記念に今日は「主に向かいて新しき歌を歌え」を聴きました。鈴木氏の演奏に次いで、リリングの190番はなかなか出来がいいですね。お勧めです。冒頭合唱の素晴らしさと各アリアの良さは、言うまでもありません。





To at 2004 10/22 20:44 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは。台風23号も去り、午後からはとても晴天にめぐまれました。夜はかなり寒くなりますね。

今日は、BMSバッハ全集から、ロバート・レヴィンの平均律第1巻を聴いております。


【今日の音楽】


●バッハ/平均律クラヴィーア曲集第1巻

ロバート・レヴィン(チェンバロ、クラヴィコード、オルガン)

BMSバッハ全集(音源はヘンスラー)

平均律は、ピアノとチェンバロで聴いてきましたのですが、オルガンによる演奏は、かなり感動しますね。やはりフーガとかはかなり素晴らしいと思います。前奏曲などはコラールを聴いているような感じもありまして、ただ感心するばかり。クラヴィコードによる演奏もリュートを聴くような感じでとても新鮮でした。このレヴィンですが、かなり達者な鍵盤奏者で、しかもアマデオさんもお持ちのモーツアルト・レクイエムを研究したり、とても偉大な音楽学者でもありますね。リリングとのバッハ/チェンバロ協奏曲集もとても立派な演奏でした。このレヴィンの平均律は、先日のピノック・パルティータ事件の誤って入った演奏でもありましたが、この演奏はちょっとしばらくハマリますね。特にバッハのクラヴィーア曲をオルガンで演奏する事は、案外素晴らしいものです。インベンションとシンフォニアもオルガンで演奏するとかなり良かったものがありました。 レヴィンの平均律は新鮮で再発見があります。


To at 2004 10/22 20:43 編集 返信

バッハ・コンサートのお知らせ

皆さん、おはようございます。昨日の23号台風は、来る前は大雨、去ったあとは 暴風・・恐いですね・・。また24号が生まれおりまして、恐ろしい・・ことじゃ!


★skunjpさん
毎度です。最近skunjpさんの書き込みが少なくなり、大変寂しい思いをしておりました。なんせskunjpさんは、yahoo掲示板以来の同じバッハを愛する心の友ですから・・。大袈裟ですかね?ウヒウヒ
ところで、このベーリンガーのチェンバロ多分古楽器と思うのですが、いい音出しますね・・。奏法もいいし・・。注目したいですね。私はオルガンでは、前からマルティン・リュッカーを注目しておりまして、彼が今回オルゲルビュヒラインを全集で弾いていなかったのがとても残念でした。またskunjpさん、バッハについての書き込みをよろしくお願いします!


【バッハ・コンサートのお知らせ】


第50回バッハ・カンタータ200曲全曲連続コンサート
●とき 11月3日(水/文化の日)16:00開場 16:30開演
●ところ:日本キリスト教団 洛陽教会
     (京都市上京区寺町通丸太町上る 御所東向かい)
 
     *地下鉄「丸太町」下車出口1より徒歩10分
     *市バス「河原町丸太町」下車 西へ徒歩3分
     *京阪「丸太町」下車出口3より徒歩7分
  
●演奏曲目
BWV139「自らの神によれる者は幸いなり」
BWV153「愛する神よ、みそなわせ、わが敵のいかにあるやを」
BWV154「最愛のイエスは失われぬ」
BWV163「人それぞれに相応のものを」 
BWV1060 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
              
 今回は三位一体後23主日(第139番の初演は1724年11月12日、第169番の初演は1715
年11月24日)と新年早々の顕現節後第1主日用のカンタータを演奏いたします。カン
タータに欠かせないのがコラール(讃美歌)ですが、今回は4作品中に7曲も登場し
ます。どこかで耳にしたことのある(「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「クリスマ
スオラトリオ」でも聞かれる)コラールが装いを替えて歌われます。テノールと弦楽
器が、逆巻く嵐に立ち向かう様を表す激しいアリア、ソプラノとアルトによる二重唱
のレチタティーヴォとアリアは珍しい楽曲で「神に心を与える喜びとそれに背こうと
する肉と血の葛藤」が繰り広げられるなど、様々な描写が興味をひきます。
また、今回演奏時間の余裕があるため、名曲「オーボエとヴァイオリンのための協奏
曲」ニ短調 BWV1060(独奏ヴァイオリン:辻井淳、オーボエ高橋裕史)をお届けい
たします。どうぞお楽しみに。

●出演
指揮:福永吉宏
独唱 ソプラノ:松田昌恵      アルト :福永圭子、安永紀子 
   テノール:畑 儀文、岡本雄一 バリトン:成瀬当正、篠部信宏
合唱/管弦楽:京都・バッハ・ゾリステン(コンサートマスター:辻井 淳)

●入場料 一般3500円(当日3800円)/学生2500円

●お問合わせ 京都・バッハ・ゾリステン 電話/FAX 075ー341ー5741

主催:京都・バッハ・ゾリステン




To anis-miro2002@goo at 2004 10/22 22:23 編集 返信

RE:レオンハルトは未聴です

anisさん、こんばんわ。

レオンハルトのゴルトベルクはいいですよ。特に(ハルモニアムンディ盤)が優れております。レオンハルトのゴルトベルクの最初の主題を聞いたら、他の演奏にはない素晴らしさを感じられる事でしょう!!


> 『マタイ受難曲』は、世界のオザワで聞いています。


小澤征爾とサイトウキネンオーケストラでしたか?演奏はいかがでしょうか?


> リヒター指揮のCDをたくさんupされているようですが・・・私にとって彼は「宗教的バッハ」の指揮者という認識でした。それだけに、晩年のチェンバロ演奏『ゴルトベルク変奏曲』には度肝を抜かれました。



リヒターのノイペルトのモダン・チェンバロによるゴルトベルクは鋭く、動的な演奏ですね。確かに度肝を抜かれます。あの激しさはリヒターでしか味わえないですね。同じモダン楽器でも、ヴァルヒャのゴルトベルクもとても優れた演奏です。古楽器のレオンハルトとピアノのグールドを含め、この4人の演奏は、私自身、とても気に入っております。




> 精神状態は〜過去日記(日記らしくない日記ですが)に顛末が書いてあります。鬱病で通院中なんですよ。



大変ですね。私も、このセチがない世の中に生きているとノイローゼになりかけます。バッハの音楽を聴かれて、早く元気に回復される事をお祈りします。


> しかし、神経科で音楽の話題となると、どうも・・・珍奇な事になるような・・・

> 最近の私はウェヌスの洞窟でヘッドホンでバッハを聴いている・・・そんな感じでしょうか(汗)。




タンホイザーのヴェーヌスベルクというのは、なんとも人間に絶えず直面する場面がありますね。いろんな誘惑との戦いは、自分自身との戦いでありますし、二人の自分自身がいて、良い方の自分が勝つ事を常に心がけたいと思ってます。洞窟のような静かで暗いところでバッハを聴いて、横になると、さぞかし心が安らぐでしょうね。




>  
> 更新を楽しみにしています。また参りますね。



有り難うございます。貴方の心が安らぐような、温かいHPを作っていきたいと思ってます。


From anis-miro2002@goo ( HP ) To juncoop5@goo at 2003 05/12 16:20 編集 返信

レオンハルトは未聴です

 ぜひ聴いてみたいですね。
 『マタイ受難曲』は、世界のオザワで聞いています。
 リヒター指揮のCDをたくさんupされているようですが・・・私にとって彼は「宗教的バッハ」の指揮者という認識でした。それだけに、晩年のチェンバロ演奏『ゴルトベルク変奏曲』には度肝を抜かれました。

 精神状態は〜過去日記(日記らしくない日記ですが)に顛末が書いてあります。鬱病で通院中なんですよ。
 しかし、神経科で音楽の話題となると、どうも・・・珍奇な事になるような・・・

 最近の私はウェヌスの洞窟でヘッドホンでバッハを聴いている・・・そんな感じでしょうか(汗)。
  
 更新を楽しみにしています。また参りますね。

From skunjp( Mail ) To juncoop5@goo at 2003 05/12 14:10 編集 返信

復活

juncoopさんのHP「クラッシク音楽の友」が復旧しましたね。
とりあえずカキコしてきました。

To anis-miro2002@goo at 2003 05/11 21:48 編集 返信

anisさん、はじめまして、

anisさん、はじめまして、
このたび、ホームページ【バッハの音楽】を立ち上げましたところさっそく遊びにいらしてくださいまして、有り難うございます。

お悩みになってワグネリアンになられたとは、一体どんな事だったのか、人の事は、追求したくないのですが、興味深いですね。というのは、私も一時ワーグナーの麻薬のような魅力と、ルートヴィヒUにはまりましたね。あの魅力のある音楽は、毒かもしれませんね。
ところが、タンホイザーを引き止めるヴォルフラムのように私をワーグナーにのめり込むのを助けたのは、バッハの音楽でした。あのバッハの魂のような音楽は、神の声を聞くようです。とても暖かく慈愛に満ちた音楽のように聞こえますね。一生鳴り響く事でしょう。
ゴルトベルクについては、グールドとレオンハルトの演奏を好んで聞いております。また貴方のHPに遊びに行きますので、こちらのHPも覗いてみてください。有り難うございます。